永禄三年(1560)五月
桶狭間の戦い —— 豪雨の奇襲だったのか
通説
大軍を率いる今川義元を、寡兵の信長が討ち取った出世戦。豪雨に乗じて山を迂回し、背後から奇襲したと語られる。
検証
信憑性度は「その主張を支える史料の近さ」の目安です(5=同時代の一次史料、1=史料に根拠なし)。
- 確実
検証 01
信長が今川義元を討ち取り、大勝した
見立て:勝敗は確か
- 編纂信長公記合戦の経過を記す側近の記録
- 疑わし
検証 02
軍勢を迂回させ、背後から奇襲した
見立て:正面攻撃だった可能性
- 編纂信長公記正面から攻めかかった経過を示すと読める
- 軍記甫庵信長記迂回奇襲の筋はこの系統に由来するとされる
- 諸説
検証 03
兵力差は十倍規模(数千対数万)だった
見立て:数字は史料により幅
- 後代諸記録両軍の兵数は記録ごとに差があり誇張の可能性